NaoNao

どんなによい化粧品を使い、欠かすことなくお手入れを頑張っていても、限界を感じることありませんか?43歳を目前にした今、私はそれを痛感しています。少しずつですが、着実に増えていくシミとほくろ。そして極め付けは、ほうれい線。認めたくないけど、確実にエイジングが起きていると感じています。

シミ取りレーザーはもう古い!?

ここ数年、美容クリニックは増え続け、美容医療を受けている方も多くなってきているようです。

今まで無縁だと思っていたものの、加齢による肌の衰えを化粧品で食い止めるのは難しいと感じ始めている今、美容医療の需要の高さが納得できます。

でも、みなさんどのような治療を受けているのでしょうか?

以前、シミをレーザーで消したことがある友人が言っていました。

「シミ部分にレーザーを照射するとパチッパチッと弾けるような痛みがあった。術後、取った部分はまたシミが出来やすくなるし、紫外線はよくないため、しばらくはマスクで生活していた。受けるなら冬がいいよ!夏は紫外線が強いし、マスクは暑いから」

と。

気になるシミ消し効果は、納得のいく結果だったそうです。

しみやほくろと言えばやはりレーザー治療が一般的のようですね。

ただ、レーザーの術後もケアは必須のようです。

その他、シミ取りレーザーの体験談は下記にまとめてあります。

シミのレーザー治療を受けてシミが消えた!?

最近ではレーザーではない“IPL”という治療も人気があり、『シミ取り=レーザー』という図式は古く、様々な種類があるようです。

何でもそうですが、間違った治療を受けると、消すはずだったシミを逆に濃くしてしまったり、効果がなかったりと望む結果を得られないこともあります。

医師の診断が大事!

そのようなことにならないためにも、皮膚科や形成外科といった皮膚専門の医院をあらかじめ受診し、きちんと診察してもらってから適切な治療を選択した方がよさそうです。

では、いったいどのような種類があるのでしょうか?

それぞれの特徴についても調べてみました。

代表的な7つのシミ取り治療法

⓵炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

皮膚の水分に反応して熱エネルギーとなり蒸散させる。

そのため、盛り上がりのあるイボ・ほくろ、シミを平にする治療に向いている。

治療時間は短いが、痛みが伴うため麻酔が必要で、若干出血することもある。

⓶ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー

光の波長のある部分だけを取り出して照射するので、取り出す光によって性質が異なる。

この2つのレーザーの光は黒い色素に吸収される性質を持つので、シミ・ほくろ、あざの治療に使われる。

シミの黒い部分に熱ダメージを与えて焼くことで(シミのない部分の皮膚にはダメージはない)、かさぶたになり、やがてはがれ落ちます。

新しく現れた皮膚はレーザーの熱でやどしたような状態のため、炎症後の色素沈着が起きて、いったんは治療前より濃くなる。

それが治まるまで3~6か月かかることもあるし、シミをとりきれるまで2~3回の照射が必要なこともある。

また、しっかりした紫外線ケアが必要。照射後の皮膚に赤みや腫れ、かさぶたなどが現れて日常生活に影響する機関をダウンタイムというが、この治療の場合は、1~2週間かかる。

➂IPL(フォトフェイシャル、ライムライトなど)

IPLは幅広い波長の光を照射するのでレーザーではないが、シミやくすみ・美肌治療によく使われる光治療器。

パワー設定さえ間違えなければ、皮膚に赤みや腫れが出ることもないので、ダウンタイムは短く、当日お化粧をして帰宅できるほど。

翌日からシミの部分に細かく薄いかさぶたができ、洗顔のたびなどに自然に落ちていく。

幅広い光を当てられるため、シミや色ムラ、肌のキメや弾力をよくする効果も得られる。

ただ、濃いシミが一度でとれることはなく、繰り返しの治療が必要。

⓸肝斑レーザー、レーザートーニング(ヤグレーザー)

肝斑にレーザーを当てると逆効果で色が濃くなると言われ、最近まで「肝斑にレーザーは禁忌」だったが、設定や照射方法を工夫して、肝斑に効果のある治療法が出てきた。

肝斑に刺激を与えないように少しずつ、数回にわけての治療が必要。この治療を行っている医師はまだ少数。

⑤フラクショナルレーザー

1cm²に2000個、針穴のように表皮から真皮上部まで熱を入れて穴をあけ、その部分が修復されるときにコラーゲンが生成されて、シワ部分が浅くなったり、ニキビ跡の凹みが盛り上がってきたりする。

コラーゲンが新しく作られることで肌のハリも高まります。

痛みもダウンタイムもある治療ではあるが、肌の凸凹に効果があるので需要が高い。

⑥脱毛用のアレキサンドライトレーザー(レーザーフェイシャル)

弱めのパワーで肌の表面全体を照射する方法で、表皮がキュッと引き締まり毛穴が目立たなくなる。

また、肌の色調も明るくなったり、治療後はじわじわと肌のハリが増す効果があり、赤みや腫れ・かさぶたといった日常生活に支障が出るダウンタイムもほとんどなく、人気が高い治療法。

⑦近赤外線

皮膚の奥深くまで赤外線が入るため、真皮、筋肉レベルまで軽い熱変性が起き、それを修復する過程で新たにコラーゲン繊維が作られるので、顔全体がきゅっと締まった印象になる。

たるみを引き上げる手術ほどの効果は見られないが、ダウンタイムがなく、人にさとられることなく自然にたるみやシワ・毛穴の開きが改善するということで人気がある。

NaoNao

いかかでしたか?

思っていた以上に種類があり驚きましたが、ダウンタイムがなかったり、痛みもほとんどなさそうな治療法もあり、なんとなく抵抗を感じていた美容医療も身構えずに、行えるものなのかもしれないと思えてきました。