アンチエイジング対策:美肌スキンケア

みなさんご存知でしたか?

“潤ってる肌”は美しいだけでなく、トラブルも起きにくい!

“乾燥している肌”は様々なトラブルが容易に起きやすい!

  • 「シミがない」
  • 「ニキビがない」
  • 「キメが細かい」
  • 「透明感がある」

そんな肌になるには十分に保湿された状態である“潤ってる肌”を目指すことが、自らの望む美肌への近道となるのです。

そして、それこそがアンチエイジング対策でもあるんです!

保湿

それぞれの悩みを対処する前にまずは、“保湿”によって肌を潤いで満たす!!

それが、美肌スキンケアのルールと言えます!

それでは、“潤ってる肌”にはどうしたらなれるのでしょうか?

目次

美肌スキンケアの第一歩!

美肌スキンケアの第一歩は乾燥肌対策です。

肌は乾燥すると、角層が乾いてめくれたりはがれたりします。

角層は、外界とのバリアの役割をしているので、そこが壊れると、いろんな物質が内側に入り込みやすくなります。

すると、ちょっとした刺激でも炎症が起きる、赤くなる、かゆくなる、ムズムズする・・・

そして、ムズムズすると、引っかくようになり、さらに皮膚は悪化。

刺激物質がより入りやすくなって、強い炎症が起こる。

この悪循環の始まりが「乾燥」なのです。

乾燥肌対策(保湿)で美肌に!

とにかく、乾燥させない肌を作ることがスキンケアの基本といえます。

この乾燥ケアを手抜きして、いくら気になるところをケアしても肌はトータルには美しくなりません。

保湿で重要なことは“肌の内側から水分が出て行くのを止めること

それには、3つの方法があります。

  1. 肌表面に膜を作る
    皮膚科では乾燥が進んでバリア機能が低下した肌にワセリンがよく処方されるのだそう。ワセリンにより膜ができ、水分が蒸散されなくなり、角層は乾燥せずにすみます。
  2. 角層の内部へのアプローチ
    角層には“NMF”(天然保湿因子)というものがあり、アミノ酸や尿素などの物質が含まれていて、これらが水分を抱え込んでいます。なので、“NMF”(天然保湿因子)のような成分を含んだ化粧品を塗って角層へ浸透させれば水分を抱え込み、角層の水分量が増して、保湿になると考えられています。
  3. 角層と角層の間を保湿
    角質細胞間脂質は脂質と水分が層になった構造をしており、その約50%を占めているのが「セラミド」という脂質です。セラミドを含んだ化粧品をつけることで角質細胞間脂質の構造が再構築されたり潤いが補われたりするので、保湿効果が得られます。

また、化粧品だけに頼らず、自分の生活環境の“湿度”も乾燥に深く影響しています。

加湿器などで、程よい湿度を保ってあげることも、やらないよりはやっておいた方が肌の状態はよくなると思われます。

“シミ・そばかす・しわ・たるみ”原因

太陽の光には、目に見える光と見ることのできない光があります。

目に見える光を「可視光線」見ることのできない光を「赤外線」「紫外線」と言い光は大きくわけてこの3つに分類されます。

そして、これらの光はそれぞれ、体に対していろいろな作用をしています。

可視光線は、神経系や代謝、ホルモン分泌などにかかわっているといわれています。

太陽を浴びると出るといわれる“幸せホルモン”の脳内伝達ホルモンであるセロトニンも、こんな働きから分泌されています。

次に、病院などでよく聞く赤外線ですが、この光はよくマッサージ治療などで使用されています。

温熱効果が高く、血行促進などに効果があると言われています。

紫外線は人間に必要!?だけど

最後に、イメージの悪い紫外線ですが、これは“シミ”の元と言われ悪者扱いされていますが、実は、骨を作るのに必要なビタミンDを体内で合成する働きを持っています。

他にも血行促進や新陳代謝にも関わり、人間にとっては必要な光線でもあります。

紫外線

ですが、皮膚の面から見ると、やはり紫外線は悪者なのです。

日焼けを起こすだけでなく、シミ、ソバカスなどの色素沈着を誘発!

また、表皮細胞の核のDNAを傷つけ変異を起こすと、がん化することもあります。

ですから、紫外線についてはよく知っておく必要があると思うのです。

3種類の紫外線が齎す肌への影響

  • C波
    波長が短く地上にはほとんど到達しないので、体への影響は気にしなくてよいです。
  • A波(UVA)
    波長が最も長く、肌の深部まで届いて皮膚を黒くし、いわゆる日焼けを起こします。この時、ヒリヒリしたり炎症をおこすことがないのが特徴です。真皮にあるコラーゲンなどの線維にダメージを与えるためしわ・たるみなど、肌老化の原因となります。
  • B波(UVB)
    肌の深部までは届かないまでも表皮まで届き。表皮細胞からエンドセリンやMSH(メラニン刺激ホルモン)という物質が出てメラノサイト(色素細胞)を刺激。メラノサイト(色素細胞)は細胞の核が傷つかないようブロックするために刺激物質の指令を受けてメラニンを作りだします。

メラニンで紫外線対策

実はメラニンは体内に紫外線のダメージが届かないように色素の壁を作ってブロックする役目を担ってくれていたのです。

しかし、メラニンが詰まった袋を周りのケラチノサイト(表皮細胞)に渡す際に大量に渡されてとどまってしまったり、メラニンが大量に作り続けられると「シミ」として現れるのです。

メラニンを渡されたケラチノサイト(表皮細胞)は少しずつ上に移動して角質となりやがて剥がれていきます。

これが、「ターンオーバー(代謝)」と言われるものです。

「ターンオーバー(代謝)」がスムーズに行なわれていれば、メラノサイトからケラチノサイトにメラニンが受け渡されてもシミにはならなのですが、メラニンが過剰に作られるかメラニンの受け渡しのところに問題が生じた場合シミとして現れてしまうのです。

ニキビや黒ずみの原因も実は・・・

前述したように、シミの原因は紫外線が主ですが、実は、シミのもととなるメラニンは紫外線のみに反応するわけではないんです。

ニキビややけど、湿疹の後に出来る黒ずみ「炎症後色素沈着」をご存知ですか?

もしかしたら、経験済みの方もいるのでは??

実はこういった炎症によってもメラノサイト(色素細胞)は活性化しシミのもととなるメラニンを生成してしまうのです。

なので、ニキビややけど、湿疹が出来たときのケアは丁寧にしないとシミの原因になるので、要注意です。

また、ソバカスは頬の周りに出来やすく、こちらは遺伝的要素が強いと言われていますが日光に当たるとより濃くなってしまうので、紫外線には気をつけなくてはなりません。

茶色いシミが頬や額や口の周りに左右対称に出来る「肝斑」は女性ホルモンの関与が考えられていますが軽い炎症が持続していることも原因だといわれています。

これも、紫外線に当たると悪化するので気をつけなくてはなりません。

“しわ”も『乾燥』と『紫外線』が影響!

一言で“しわ”と言っても三段階ぐらいに分けられます。

第一段階 若いうちから現れる「小じわ」

これは、きわめて表面的な変化で、もっとも初期のしわです。

角層の乾燥が原因となり、角層から表皮にかけて縮みが生じ凹みに小じわは潤いを与えて保湿すると目立たなくなりま!!

これは、角層内の水が一時的に増えて凹みが盛り上がるから。

でもその部分が再び乾燥すれば、また凹むわけで、しわはだんだんと持続して出てきます。

乾燥肌のアトピーに悩んでる若い方でも小じわが出来ていることもあるので「小じわ」は年齢に関係なく乾燥だけでも起こり得ることであることを示しています。

しかし、30代以降の小じわは、根本的に真皮の変化も起こっていると思われます。

第二段階 表情でくっきりする「表情じわ」

第二段階に進んだしわは、表情によってくっきり現れますが、無表情のときには、あまり目立ちません。これを「表情じわ」と呼びます。

表情筋という筋肉の収縮でできるしわです。

第三段階 無表情でも現れる「しわ」

さらに進むと無表情の時でも「線」や「溝」としてはっきりと刻まれた状態になります。

これが、第三段階。

ふと鏡を見た時に発見してしまったしわは「小じわ」ではなく「しわ」なのです。

最近の研究で、しわが出来るメカニズムは乾燥だけではなく紫外線の影響で真皮の繊維に変化が起こって、ハリ・弾力が低下し、ついには「しわが固定されてしまう」となるようです。

NaoNao

いかがでしたか?

アンチエイジング対策として行う美肌スキンケア2か条は?

美肌になるには、とにかく乾燥と紫外線からお肌を守ることが何よりも大切であることがわかっていただけたのではないのでしょうか??

まずは、原因となるものを排除する!!

そうすれば、おのずと美肌への道が開けてくるというのが分かる気がしました!